実はソフトバンクの業績が今ひとつ


2020年2月のソフトバンクG決算発表で孫正義さんは「潮目が変わった」とドヤ顔で言い放ちました。さすがプレゼンの達人ですね。ひとことで会場の参加者を自分に取り込みます。前回が「大嵐。真っ赤っか」でしたから、なんとしてもウィーワーク問題からのV字回復をアピールしたかったのでしょう。

決算発表は10-12月の成績とこれからの展望と2本立てできっちり説明することになるかと思います。ところが1月から決算発表の2月12日までの状況をもって「潮目が変わった」と発表しているのですから、まさに「すり替え」。さすがです。10-12月の業績が今ひとつだったことの裏返しを自ら露呈しているのではないでしょうか。

そして・・・決算発表後に、新型コロナウィルスの問題が出てきました。まさに「また、潮目が変わった」ということでしょうか。対岸の火事と余裕をぶちかましていたアメリカが今では右往左往。株価は連日1000ドル、2000ドル、さらに3000ドルに迫る勢いで下落しては上昇。一時取引がサスペンドとなる事態に。トランプ大統領が就任してから積み上げてきた株価の上積みは一気に吐き出す結果となりました。

これまで好調だったアリババの株価も当然下落。ソフトバンクで一番の宝物(カネのなる木)の価値がどんどん下がっていっているわけです。日経平均株価が上昇しているにもかかわらず、ソフトバンクGの株価もだだ下がり。1日に10%も下げる日もでてきて、グループ会社のソフトバンクKK(通信会社)の時価総額を下回る事態に。これまでになかった動きです。

   

さらにソフトバンク・ビジョン・ファンド(SVF)。一説には「孫正義ビジョンファンド」とも言われていますが、孫正義も個人として出資してますから間違いではないかと思います。ユニコーン企業と言われるベンチャー企業に巨額の投資を行っているものの、どうも雲行きが怪しいようです。ウィーワークでは痛い目に遭いました。こういった流れからか、SVFの複数の幹部が次々と辞めていっていると報道されています。まさに「泥舟からの逃避行」といったところでしょうか。

ウィーワーク問題では側近のマルセロを送り込んで立て直しを図ろうとしています。少し前まで、4000人のリストラ断行でうまくいっているようです。ところが新型コロナウィルスの件。ウィーワークはおしゃれなオフィスで有名ですよね。不特定多数の人間が集まるオフィスって・・・アカンやつですね。おそらく今後厳しくなるのでは?また、タクシー配車サービスのウーバー。コロナウィルスの件で業務を停止するなんて話も。いやいや前途多難ですね。

ひしぶりのツイートも炎上


面白かったのは3月11日に発信したツイート。3年ぶりに何を言い出すのかと思えば、「100万人、PCR簡易検査をやりましょう」。伝家の宝刀「やりましょう」シリーズですね。これには専門家から「人が殺到して医療崩壊につながる可能性がある」と指摘されることに。そしてツイッターは炎上。思いつきで「世の中のためになること」をツイートしたんでしょうが、浅はかな思考ですから、信念などありません。あっさり「やめようかな」と発言を撤回。今度はマスク100万枚!とツイートすれば「買い占めるな」と怒られる始末。もう、経営者としての感は鈍っているのかもしれませんね。ブレるツイート、でした。3月12日「海外に発注しました」とつぶやいた後、何の反応もしていません。やるやる詐欺がお得意な彼。いつもどおりですね。

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いずれにしても、最近、孫正義がいの一番に口にする「株主価値」。どんどん下がっているようですね。中国由来の企業もダメ、アメリカもダメ、ヨーロッパもダメ、日本もダメ。もうリスク回避できるところは世界中探してもないようです。次の決算発表は5月の中旬か。どんな言い訳が冒頭で飛び出すか・・・それまでに「ソフトバン(BAN)ク」となっていなければいいのですが。[1291]

▶︎ 孫正義 久しぶりのツイートも総スカンと失笑
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